ヨーゼフの日記

久しぶりに日記を書く。 朝から胸騒ぎがする。嫌な夢で目が覚めたが内容は覚えておらぬ。 ワシらは今日、本来の目的であった女神のベルを取りに行くことにした。 鍛え上げられた肉体の前には敵は無い。ぬははは。気分がいいわ。 暫く奥に行くと獣が群れてお…

いやっはー。爽快だ。実に爽快だ。 ここ数日。ワシは修行に励んだ。ただひたすら、体を鍛えた。 若造どもに、ワシの真の力を叩きこむために! そして、その時はついにやってきた。 ワシの極めし拳の前では、フリオニールもガイも一撃だった ワシは、こいつら…

獣(ガイ)に3回殺された。 おまえの斧レベル16なんだから。死ぬのは当然だろうて。 「武器カエワスレタ」とかぬかすな。どの武器で殴れたって痛いのは痛い。 しかも、よりによってレイズはこの獣しか使えんらしいし。 生かさず殺さずを通りこして、殺して…

以前この町を救ってくれた3人の若者が来た。 あの礼儀正しい白魔導師はどこいったんだ。こいつらと話すのは疲れる。 ていうか。3人同時に話しかけるな。なに言っとるかわからん。 注意したら3人とも不満そうな顔をしよる。これだから最近の若者はなっとらん…

予想に反して、彼らが旅立ってから直ぐに町の人たちは帰ってきた。 セミテの滝で何が有ったのかは知らないが、娘が無事だったので深く考えないことにする。 あんな変なやつらでなんとかなったなら、ワシが行けばよかった。 そうすれば娘に良いとこ見せれたの…

ポトフの町が帝国の支配におかれどれぐらいたったであろう。 町の若者は、セミテの滝で無理やり働かされていた。 一念発起をと考えていたが、娘を人質に取られては何も出来なかったのだ。 そんななか、4人の旅人が尋ねてきた。 3人はまだ年端も行かない若…

八月十六日 八月十七日 八月弐十参日 八月弐十四日 九月壱日 拾月六日