The 地球防衛軍2

SIMPLE2000シリーズ Vol.81 THE 地球防衛軍2

SIMPLE2000シリーズ Vol.81 THE 地球防衛軍2

三国無双4猛将伝の発売が近づくにつれ
アクションゲームをやりたい欲求が高まってきました。


そこで、つなぎのつもりで
The 地球防衛軍2 を買ってしまいました。
数あるアクションの中でなぜこれを選んだかというと
・安いから
  2000円というのは、学生はいろいろと考慮するべき価格だが
  社会人にとっては迷うことが無い値段。
  迷わずいけよいけばわかるさ。
  
・手軽にやれそうだから
  名は体をあらわす。The Simple 2000 シリーズとあるのだから
  それはもうシンプルに違いない。
  複雑な操作は、おじさんにはつらいのです。
  
・前作が確か異常に評価されていたソフトだから
  何かの雑誌でえらく評価されていた。
  また、いろいろなゲーム評価サイトを見たが、軒並み評価が高い。
  みんなが面白いっていうならきっと面白いはず!(典型的日本人思考)


の3つの理由からです。
だが、周りにはシンプルシリーズに手を出している友人はあんまりいない。
実のところ私もこのソフトが初めだった。ある意味冒険してみたわけです。


購入の決断をしたのは、先週の火曜日だったのですが、ヨドバシでは売り切れてました。
しょうがないので、Amazonをみるも、2,3週間待ち・・・
もしや、売り切れてた?!
先週の日曜日ぐらいは、あったのに・・・
がっかりしながら、水曜日にもう一度アマゾンを覗いたら
24時間以内に発想になってる!(・∀・)ナイスタイミング!
実際に物がきたのは、金曜日だったので、週末をこのプレイに費やしてみました。


ストーリーは実にシンプル。
地球になぞの巨大生物が再び出現!町を破壊しています!誰か助けて!
そこで、地球防衛軍(自分)登場!がんばれ!
前作のストーリーも「再び」の一言でもうわかった。きっと同じに違いない。


システムも実にシンプル
数ある武器の中から2つを選んで、ただただ、敵をなぎ倒す。
武器は敵を倒すと落とす。
後半にいけばいくほど、難易度が高ければ高いほど良い武器が手に入るらしい。
選べる、兵種は2種類、
マシンガン、ショットガン、ロケットランチャー等の実弾系の武器を得意とする陸戦兵
ビーム系の武器を装備し、飛行可能なペイルウィング隊(女性)
昨今のキャラクターが大量に出てくるゲームと比べて実にシンプル


しかし、シンプルだからといってなめてはいけない。
ステージは大きく見ると、野外戦、市街戦、洞窟戦の3つ。
大体は敵を殲滅するだけなのだが、全71ステージもあるのだ!
しかも、難易度が5段階ある。難易度が違うだけで戦い方がガラッと違う
難しくなればなるほど強い武器でのごり押しが利かない。
さらに、兵種が2種類ある、兵種が違うと戦いかたはぜんぜん違う
陸戦兵は中、長距離が主体で、
ペイルウィングは近距離や、機動力を生かしたヒットアンドアウェイが主体
つまり・・・ 71*5*2 = 710 ステージあるといっても過言ではない!


装備する武器も2兵種あわせて300もある
武器の選択が生死を分ける。
ただ攻撃力が強いだけではクリアできない。
ステージにあった武器を効果的に使う必要がある。


敵キャラは謎の巨大生物が主体なのだが
体長3,4メートルの蟻や蜘蛛がものすごい数で襲ってくる。
蟲が苦手な人は厳しいかもしれない。
特に蜘蛛に囲まれて糸でぐるぐる巻きになったりすると、非常に怖い。
小さい子にはトラウマになるかもしれない。


そんなキモイ生物が大挙して襲ってくるのだから
世界観は、実に絶望的です。
味方の無線や、報道が実に絶望感にあふれています。

29話より抜粋
隊員「こちら第七隊、北条。地下通路を進攻中です」
隊員「奴ら、どこに潜んでいるんだ…」
隊員「奴らがいつ襲ってくるかわからん。慎重に進め」
隊員「本部応答願います!こちら森、現在巨大生物と交戦中!敵は増える一方です!」
隊員「こちら第六隊。最深部へ向けて移動中。なんて深い巣だ。俺たち、本当に地上に帰れるのか…?」
隊員「本部、応答願います。こちら森、巨大生物の襲撃により2名が死亡、3名が負傷しました…」
隊員「こちら森、巨大生物に包囲されました!救援を!く、来るぞ!撃て!」
隊長「各員に告げる。多くの犠牲を払い、ついに我々は巣穴の奥深くまで進入することに成功した。 これから巣穴の最深部まで到達し、なんとしても巨大生物を完全に駆逐しなければならない。各員、攻撃を続行せよ!」
隊員「こちら森、負傷しました。退却します」
隊員「こちら佐野、みんなやられました。現在位置がわかりません…」
隊員「もうだめだ…出してくれ、俺をここから出してくれ!」
隊員「落ち着け!パニックを起こすな!」
隊員「出してくれ!出してくれーーー!!」
隊員「待て!一人で行動するな!」
隊員「助けてぇ!ひ…う、うううわあぁぁ!」
隊員「みんな、どこへ行ったんだぁ…。待ってくれ、おいていかないでくれ… ひぃ…!や、奴らがくる…!助けて!たすけ……ひ…う…うわああぁぁ!」
隊員「もう無理だ。これ以上進めない!生きているのが不思議なくらいだ!」
女隊員「こちら神楽。巣穴の最深部に到着しました。ここは…巨大生物の生まれる場所?なんてこと…」
女隊員「あれは女王?女王なの?ああ、こっちへ来る!ああ…きゃああ!(ノイズ)」


THE地球防衛軍2@Wiki より抜粋


あと、地球防衛軍となっていますが。
実質防衛しているのは自分ひとりです。この際、地球防衛人とかしちゃってもいいのでは。
せっかく苦労して倒しても
「あんな巨大生物を一人で・・・?!」とか
「この状況で生き残るなんて・・・・・」とか
人として扱ってもらっていない気がします。
もっと、ほめてください。


シンプルなだけに、奥が深い。
まさに!Simple is the Best!
2000円に収まるボリュームでは決して無い。すばらしい作品であることは間違いない。
一番最初に「つなぎのつもりで」なんて書きましたが、
撤回させて頂きたい。。つなぎなんて失礼なものではない。
はっきりいって下手な大手ゲームより長い間、数倍楽しめる。
ロードも短いし、1ステージも後半じゃなければ短時間でさっくりプレイできます。
絶対に買って損はない一品だと私は思います。