■
[PS2]ロマンシング サガ -Minstrel Song-
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2005/04/21
- メディア: Video Game
- 購入: 1人 クリック: 115回
- この商品を含むブログ (317件) を見る
出張中に発売してたので帰ってきて直ぐに買おうと2日にヨドバシに行ったのですが
売り切れてました。
店員は「ちょっと人気なんで・・・・連休明けになります」
とか言っていたくせに4日に出向いたら山積みに入荷してました。
嘘つき。連休まだ明けて無いじゃん。
6日にまた行ったら売り切れてたし。
あぶねー。連休明けてたらだめだったじゃん。
まぁ買えたから許す。
正直∞の悪夢があるので、買うのはためらったのですが
タイトルに変なものはついているものの、
きちんと「ロマンシング」となっているため決意を固めました。
プレイ時間はまだ3時間なのでまだ偉そうな評価は言えませんが
かなりいい感じです。これなら合格点は上げられます。
ストーリーは、SFCのころより追加されていたりしますが基本は同じです。
非常に淡々とした展開はそのままで、最近のRPGばかりやってる人には
少し物足りないかもしれないけど、この無骨さこそがロマンシングなのだと私は思います。
あの淡々とした会話、それでいて生々しい選択肢。
ちょっと例を出すと。（SFCロマサガのころのですけど）
・クローディアでメビルからジャンの救出を頼まれた時
ジャンが心配だ さっそくいこう
そんなやつのこと しったことか
・アイスソードをやっとこさ購入して大喜びのガラハドへの選択肢
ガラハド「ねんがんの アイスソードを 手に入れたぞ」
そう 関係ないね
ゆずってくれ たのむ！！
殺してでも うばいとる
普通のRPGの選択肢にはありえない暴言ばかり。生きた台詞だ。
戦闘システムは、今までのいいとこ取りといった感じである。
恒例の、技の【閃き】
ロマサガといったら電球。電球といったらロマサガなのだ。
閃いた瞬間の喜びは相変わらずだ。やっぱりいい。
過酷な戦闘であればあるほど、強い技を閃く。まさに戦ってるといった感じだ。
SFCのロマサガ１の時代はこれは無かった。ロマサガ２からのシステムだが
これを入れてくれたのは本当に嬉しい。
次に【連携】サガフロンティアをやったことがあれば誰でも知っているが
覚えた技が連続して繋がることで発動する連携システムだ。
弱い技ばかりでも連携に組み込むことで飛躍的にダメージが上がる
サガフロンティアでもこれがメインだったようなものだ。
今回は、まだ1回しか発動していないが仲間も増えてきたので今後が楽しみだ。
今回は【加撃】【無足】そして【支援】というのが存在する。
【支援】は連携の起点となることで、次以降の業が繋がりやすくなる。意外と重要みたいだ。
【加撃】は名前の通り、武器を極めることで通常の攻撃にさらにもうお一撃加えるらしい。
ダメージが倍以上になったり、ダメージ回数が上がる。
【無足】加撃と同様に武器を極めることで発動する。
敵に向かってダッシュする技でしか発動しないが、その攻撃が必ず当たるようになる。
【無足・加撃】無足と加撃が同時に発動する奥義
ちなみに、加撃と無足は、技の名前も変わる。
「カットイン」という剣の技が
無足だと「ペネレイト」、加撃だと「カットイン・クロス」無足・加撃だと「ライトニングクロス」となる。
熟練者が発動することが出来るわけです。
いつも発動するわけではないので、ドラクエで言う会心の一撃と私は認識してます。
あと【陣】と【神の恩恵】とかいうのもあるみたいですが、まだ起こる気配もないので割愛します。
音楽も文句無し。今まで通りの音楽も、新たに追加された音楽もすごくイイ。
ロマサガの雰囲気にぴったり。
OPムービーで吟遊詩人が歌っている歌は山崎まさよしらしい。
一つだけ許せないのはグラフィック。
ポリゴンキャラクターの等身が不自然すぎる。
3DにするならFFのように8等身ぐらいでいいと思うのに・・・
カメラの視点もちょっと悪い。
システムもストーリーも音楽も申し分ないだけすごく惜しい。
でも、SFCロマサガをやった人なら買う価値ありだと思う。
みんなでガラハドを殺ろうぜ！
